私は岩館真理子さんの漫画が好きです。
とくに、「まるでシャボン」「うちのママが言うことは」「子供は何でも知っている」「冷蔵庫にパイナップルパイ」など、８０年代後期から９０年代にかけての作品が好きです。全体の空気感も、人物（服もステキ）も、背景（素敵な街並み）も、コマ割り（オシャレ）も、陰影の使い方も、繊細な絵柄とたまにぶち込むギャグとのギャップも大好きです。とにかく、読んでいるだけで素敵な空間の中へ吸い込まれる・・・そんな作品が多いのです。
先日、ふと最近の作品が読みたくなり「アマリリス」（そんなに最近でもない）と「上を見上げてごらん」を購入しました。以前とは少し絵が変わりましたが、相変らず透明感にあふれた作品でした（ギャグもぶち込まれていて）。
ああ、それにしても岩館真理子さんの描く女の子や女性の絵（たいてい性格は素直じゃないが）は、どうしてこんなに素敵なのかしら。うっとり。
