アズール・ウィンドウとクラフト・ヴィレッジ

ゴゾ島の中心には、島の東西を横切る大通りがあります。
その大通りを首都ヴィクトリアから西に2.5km程行くと、サン・ローレンツSan Lawrenzの街にたどり着きます。

この可愛らしい家が立ち並ぶ閑静な住宅街のサン・ローレンツ付近には、

「ゴゾに来たら訪れるべき観光スポット」

が、2箇所ほどあります。

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サン・ローレンツ付近には、自然の創造と人間の創造による二つの異なる観光スポットがあります。
先ずは、ゴゾ島西端の海を目指し、大自然の創造を堪能してください。

蒼い窓、アズ―ル・ウィンドウ Azure Window

azurewindow1アズール・ウィンドウ

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サン・ローレンツの街から更に西を目指してつづら折れの道を下り始めると、青い海と大きなアーチが見えてきます。

「アズール・ウィンドウ Azure Window」

岩場と海の間にある巨大な窓。

この”蒼い窓”と呼ばれるアーチは、ライムストーン(石灰岩)の岩が浸食されて出来上がったものです。
壮大なスケールで魅せるユニークな形態、太陽の光とアーチが落とす影によって映し出される水面の青は、きらきらと表情を変えます。

小船で行くアズール・ウィンドウの旅

アズール・ウィンドウの駐車場広場から出ている下り坂を徒歩で降りると、小さなラグーンにたどり着きます。

そのラグーンの桟橋からは、アズール・ウィンドウのボートツアーに参加することができます。
15分ほどのボートツアーで、アズール・ウィンドウ周辺の洞窟を観て周ることが可能です。

私がここに連れてきた友人達は、皆口を揃えて「忘れがたい思い出!」と、言います。
「ディズニーランドで観た物の本物を見た!」と、言う声も。
また、こんなに素敵なツアーにして、参加費用が破格の4ユーロ(2015年3月現在)だという事も忘れがたい理由ではないでしょうか。

azurewindow_tour1 アズール・ウィンドウ周辺ボートツアー

ゴゾ手工芸の村、クラフト・ヴィレッジ Craft Village

cartello_craftvillageクラフト・ヴィレッジの看板

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アズール・ウィンドウからサン・ローレンツの街の中心へ戻り、そこからヴィクトリアへ戻る通りを約500m行った所にクラフト・ヴィレッジCraft Village があります。

敷地内には、ゴゾを代表する手作り工芸の工房兼店舗が並んでいます。
この中を周るだけで、ゴゾの伝統工芸を大まかに見ることが出来てしまいます。
また、質の良い工芸品を、手頃な工房価格で購入できるのも魅力です。

ゴゾ・レース

gozolace_craftvillageゴゾ・レ―スの実演

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ゴゾの手工芸の中で最も有名なものは、ゴゾ・レースです。

ゴゾレースは、土台の「ピロー」、「ピン」、「ボビン」、「糸」、そして「パターン」を使って編んでいく(織っていくという表現の方が良いかもしれません)ボビン・レースです。
糸は、主にリネン、綿、シルク、ブラックシルクを使用します。

上の写真は、ヴィレッジ内のレース・ショップにて撮影させて頂きました。
店のご主人のお母様が、星のような花のパーツ「モスカ」を取り入れたパターンを使って編んでいらっしゃいました。

この「モスカMoska」というパーツは、ゴゾ・レースを象徴する物の一つです。
モスカと呼ばれる葉形のパーツを連ねて上の写真のような花を作ることが多いので、この花の形のことも「モスカ」と呼ぶようです。

わたくし、ゴゾにやって来た当初、「モスカはゴゾを代表する花」と、お土産屋のおじちゃんから聞き、「ああ、ゴゾにはこんなに可愛い白い花が咲くのだなぁ」と、春を楽しみにしていたのですが、春になっても一向にこの花を見ることが無い…。「おかしいなぁ」と思い、ゴゾ・レースの先生に訊いてみたところ、

「ちがうわよ。あれは、ゴゾ・レースのパターンとして存在するもので、架空の花よ!」

とのこと…。

ゴゾ・レースの中で咲いている素敵なお花ということで。
そうとは知らずに、一生懸命探しちゃったわ(汗)。

シルバー細工

そして、このレースに繋がりを感じる工芸品に、シルバー細工があります。
残念ながら、シルバー細工の写真が一枚も無かったので、このリンクの写真を見てください。
この写真のものは、「マルタ十字Maltese cross」をモチーフにしたペンダントヘッドですね。
この「マルタの十字」もモスカ同様、ゴゾ・レースのパターンの中で頻繁に使われるモチーフです。

このシルバー細工の特徴は、銀を糸状に伸ばし、その糸を編んでいくように作る繊細さにあると思います。
銀の糸を作る工程は、まるで糸を紡いでいるようです。銀の糸が細ければ細いほど、繊細な作品が出来上がります。

ストーン・デコレーション

stonework_villaroundle_victoriaヴィクトリアにあるヴィッラ・ランドルガーデンズVilla Rundle Gardens内のライムストーン像

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上の写真は、デコレーションどころか巨大石像ですが(汗)、要はこういったライムストーン(石灰岩)で作った置物や小物のことをストーン デコレーションと呼びます。
アズール・ウィンドウの説明でも触れましたが、ゴゾやマルタに地質はライムストーンと呼ばれる石灰岩です。
古い時代から、その石灰岩を掘り起こして建築材料にしてきたため、マルタ、ゴゾの基本的な建物はこういった黄~クリーム色なのです。

敷地内にある工房兼ショップ

上の写真以外にも、 ゴゾの特産食料品店やお土産屋さんもあるので、ゴゾ土産はこの敷地内で殆どそろってしまうかもしれません。

アズ―ル ウィンドウとクラフト ヴィレッジへの交通

予約の必要も無く、驚くほど安価な交通手段はバスです。

バス Malta Public Transport

【アズール・ウィンドウ】
ヴィクトリアのバス・ターミナルから311 Victoria-San Lawrenz-Dwejraに乗車、終点(バスの折り返し地点)のDwejraにて下車。目の前がアズール・ウィンドウです。

【クラフト・ヴィレッジ】
クラフト・ヴィレッジへは、同じバスにてSan Lawrenzの教会の前で下車、そこから東にのびる道を徒歩で約500m。もしくは、クラフト ヴィレッジより西側にあるGrima(311と312が通る)というバス停で下車、Lighthouse Supermarketがある道を徒歩で約300m行くとクラフト・ヴィレッジが見えてきます。

・バスの料金(2015年3月現在);

  • 2時間券で1.30ユーロ
  • 一日券で1.50ユーロ
  • 一週間券で6.50ユーロ

と、期間が長くなるほどお得です。
そして、バスの券は、ゴゾ内を走る全てのMalta Public Transportのバスで有効です。

・バスの本数 ;
約一時間に一本と少ないため(これはゴゾ全体にいえる)、帰りのバス時間のチェックを忘れないようにしましょう。

その他の交通

「そんな、一時間も待ってられっかよー(怒)!」

と、短気なあなたもご心配なく。

  • レンタカー(殆どの場合が要予約)
  • タクシー(ヴィクトリアのバスターミナルの近くにタクシースタンドがあります)
  • 2階建てバスツアー(これも、ヴィクトリアのバスターミナルのすぐそばにチケットオフィスがあります)

等の交通手段がありますので、その辺りは旅の目的に合わせて調整してみて下さい。

それでは~♪

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