マルタ語力が5年前と変わらない

マルタ語会話がダメダメ

イタリアからゴゾ島に越してきて、早5年。

私のマルタ語ボキャブラリーはというと、5年前と全く変わっていない。
総単語数10個…その位だ(驚)。

加えて言えば、英語の方も大して上達してはいないのだが、10単語オンリーのマルタ語に比べたらマシであろう(汗)。

全然話せない私の言いわけ

だって、地元の人、誰も私とマルタ語で会話する気なんてないもの。
とにかく、マルタ人にとって、外国人との会話は英語なのよ!

買ったっきり使っていないマルタ語辞書

日々生活していれば、

「マルタ語は上達したか?」と、地元民に訊かれることもある。

そんな時は決まって、

「いやいやぁ、マルタ語は難しくてぇ、なかなか上達しないんですよぉ~」と、あたかも日々学ぼうと努めている様な口ぶりで答えている(実際のところは、学ぶ気すらない)。

地元民も決まって、

「マルタ語は、私たちにだって難しいものぉ(私たちは優れている)!いいのよ、英語で会話すればいいんだから(そんなサービスだってできる余裕)。マルタ語はそんなに重要じゃないんだから(マルタ語は、マルタ人どうしが内輪で使いたい言語)」と、やや誇らしげに言う。

大事な社交辞令の一幕だ(笑)。

ほんと、マルタに限らずこの地球は、「自分達の言語は難しい→そんな言語を操る自分達は優秀」と考えたがる人々で埋め尽くされていると思う。「あなたの言語って、難しい!」この一言を加えるだけで、会話が円滑に進む。

でも、「英語で話せばいいんだから」と、長期滞在の外国人相手に言えてしまうのは、英語も公用語であるマルタ人の余裕としか言えない。

日本やイタリアじゃ、長期滞在しようとしている外国人に向かって、「英語さえわかれば生活できるわよ~」とは言えないだろう。

更に、「マルタ語は、そんなに重要じゃないんだから」という、謙遜にも似た言葉。
「マルタ語は、私たちの方言みたいなものだから」という意味も含みつつ、「英語は大事。エクセレントな英語が出来ないと将来にひびいてしまう」という事実に比べたら「マルタ国内でしか使われていないマルタ語は、大して重要ではない」と、言いたいわけですな。

ま、大して重要じゃないと言いながらも、地元民同士の会話の99%はマルタ語なんだけどね(汗)。

一応話せる娘の言いわけ

ちなみに、この5年間、地元の学校に通い、地元の子供達と共に英語の授業もマルタ語の授業も受け、筆記試験も口頭試験も受け、マルタ語の作文も普通に書いている我が娘。

彼女はマルタ語で会話をしない

が、決して彼女がマルタ語を話せない訳ではない。
他の児童や先生達が、彼女と英語で話してしまうのだ。

他の児童や先生達には、

  • 外国人とマルタ語で話す事に不自然さを感じる
  • 英語は大事なので、英語で話すチャンスは逃したくない

という思いがある為、学校での娘のマルタ語会話率は、ほぼゼロと言ってよいだろう。

私も、最初の2年位は、マルタ語を話す機会の無い娘を心配し、担任の先生に相談したりもしていた。

が、結局のところ、

「ひとりの外国人児童のマルタ語会話力向上の為に、他の子供達が英語で話したい気持ちを抑え、マルタ語で会話してあげる」

これを公立学校の中で強要することはできないんだな。

「そんなにマルタ語会話をしたかったら、外で金を払ってすればいいじゃないか!」

ということでしょうな。まぁ、先生はそんなにハッキリおっしゃっていませんけど(汗)。

学校内では、教科としてのマルタ語をちゃんとこなしているのだから、問題はない。そこに尽きてしまうんだな。

娘自身、とくにマルタ語で会話をする気が無いらしく、クラスメイト・先生達との会話はすべて英語で通している。だから、さほど心配はしていないのだが…

娘にマルタ語会話のチャンス!

最近、彼女のマルタ語ゼロの環境に、小さな変化がみられてきた。

娘が一人で店のレジへ行くと、店員がマルタ語で話しかけてくるのだ!
とてつもなく見た目が外国人の私が同伴していないだけで、マルタ語会話率がアップするのだ!

なんと、邪魔者は私だったのだぁ(悲)

今後の成長(親離れ)に期待~♪

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