先生から娘10歳へのプレゼントはピアス

毎年クリスマス、娘の通っているゴゾの公立小学校では、担任が児童全員にプレゼントを贈るのが恒例となっています。
今迄、マグカップ(二年生)、腕時計(三年生)、ペン(四年生)と、頂いてきましたが、五年生の担任の先生(女性)は、なんと

コレ

フェイクパールのついたシルバーピアス

をくれた!

一瞬 「!?」 と思いましたが、

この国の女児の耳には、赤ちゃんの頃からピアス穴が開いているのが普通。
ジュエリーショップに行けば、キッズ用ピアスが売られているのが普通。
女児にピアスを贈るのも、ヘアピンやブレスレットを贈るのも、ほぼ同じ感覚なんでしょうな。

最近、日本でも耳ピアスをしている小学生がいると聞きますが(実際の所どうなの?)、
法律で禁止されていないにせよ、「あまり賛成できない」という意見が少なくないのでは?
そもそも、日本の子供が耳にピアスをしたい動機は「ちょっとおませなオシャレ!」でしょうからね。

マルタやゴゾの女児にとっての耳ピアスはというと、ズバリ

「物心ついた時には既に耳についていたモノ」(ホクロ感覚?)

オシャレも何も、赤ちゃんのうちに親が勝手にピアス穴を開けてしまうのが一般的なのです。

まあ、こういうのが一般的な感覚の中にいると、ピアスに特別オシャレな魅力を感じなくなるのでしょうか?耳にピアス穴の無い我が娘は、今の所ピアスに興味がないそうです。

友達の化膿した耳でも見たのか?

「ピアスの穴からバイキン入ったらこわいもん」

とまで言います(汗)。

ちなみに、こちらで耳にピアス穴があるのは女児だけです。
小学校で男児が耳ピアスをしていたら、どう考えてもワルおしゃれ感覚。即刻「不良児童」扱いでしょうな。

娘の担任の先生も、女児達へはピアス、男児達にはジェンガをプレゼントしていました。

やはりね、女の子の赤ちゃんの耳にピアスを付けちゃうのって、「女への刻印」みたいなところがあるのよ(汗)。実際、男女の格差がまだまだ根強く残っているラテン系・アラブ系に多い風習だもの…。

イタリアだって、古い風習の残る南イタリア(もしくは南出身者)ほど、女の子の赤ちゃんの耳にピアスがついていて、比較的ラテン色の薄い北イタリアへ行くと、7~10歳頃にオシャレで耳にピアス穴を開けるという感じですからね。ミラノ周辺だと、「赤ちゃんの頃から耳にピアスをつける=古臭さい」という風潮さえあるし。

ま、イタリアで本当に驚いたのは、女児のピアスより、女児の水着、通称「猪木パンツ」だけど(汗)。

マルタとゴゾのバルコニー
無視する人、わざと間違った道を教える人