ここ最近、天候がころころ変わり、一日の気温差も激しく、体調がすぐれません。
「朝夕は肌寒いのでジャケットが必要、でも日中は暑いので半そでTシャツ! 」と、毎春のこととはいえ、極端なのです。
妊婦の私は、例年以上に気温差に負けているような気がします。
気分転換にジョージ・クルー二ーも選んだ湖へ
気が滅入る一方なので、日曜日はコモ湖でリフレッシュすることにしました。
早起きしてお弁当を作った甲斐あってか、コモ湖周辺は晴天。
コモ湖は、ジョージ・クルーニーの別荘があることでも有名。
コモ湖でピクニックとクルージング
コモ湖は、下(南)方が二股に分かれていて、股の部分(陸の先端)にべラッジョ、西側湖先端の岸にコモ、東側湖先端の岸にレッコという街があります(ちゃんと説明できているか不安)。
普段は、コモ湖といえばコモかレッコへ行くのですが(モンツァから車で30分と近場なので)、今回は少し足を延ばし、レッコからフェリーに乗って、べラッジョまで行くことにしました。
11時半、「今からフェリーに乗ればべラッジョに1時に到着。お昼はあちらに到着してから食べよう」と、フェリー乗り場に来てみると、「チケット販売は 13:30~」と殴り書きされた紙が貼られていた・・・。
仕方なく、近くのカフェで時間をつぶす。
べラッジョに着く頃にはおやつの時間になってしまうので、湖へ下りる小階段に座ってお弁当を食べる。
曇ったり晴れたりしていたのに、食べている間はずっとよい天気だった。
湖のせせらぎを聞きながらのランチはきもちいい。
午後1時半、フェリーに乗ってレッコを出発。ベラッジョまで約1時間30分の旅。
いくつかの船着き場によっていくため、随分と時間がかかりますが(直行であれば45分位)、レジャーなのでそれも良し。
コモ湖をゆったりクルージング。
コモ湖沿いには、ジェラートのように 聳え立つ山々と豪華で品のある邸宅(そのうちの一つがジョージ・クルー二ーの別荘)が点在している。この景観を存分に楽しめるのがフェリー。湖の中から観てこその景色。
景色に見とれているうちに1時間30分が経過、べラッジョに到着。
べラッジョの中心街は上品で美しい。
観光地なので、ホテルと土産店の数も多い。
外国人観光客が多いためか、イタリア語に以外にもドイツ語や英語が聞こえてくる。
良い景色を眺めながら、湖畔の新鮮な空気を吸い込み、体も心も軽やかに(お腹は重い)。
お弁当文化に乏しいイタリア
イタリアは、お弁当文化が日本ほど定着していません。
私が学生時代、冷えた(常温の)ふりかけご飯やから揚げそれにハンバーグを普通に食べていたという話をイタリア人にすると、「かわいそう!そんなの冷凍ハンバーグを食べるようなものじゃない!(極端)」とまで言われてしまいました(汗)。
ピクニックのお供はパニーノが定番。
学生や社会人の平日ランチは、
- 学生:給食か家に帰ってランチ。
- 社会人:職場が家に近く、昼休みが2~3時間と長い場合は、家に帰ってランチ。
- 社会人:職場から家が遠い場合は、社員食堂か外食。
パニーノやサラダ系以外は、とにかく温かいランチです。
ちなみに、3の場合、飲食店で利用できるチケットを支給してくれる会社が多いそうです。その代わり、交通費は自己負担…どっちがお得なのかな?
