先週、旦那のお母さんが遊びに来ていたので、「ヴァレッタに連れて行って、ヨハネ騎士団長の宮殿(Palace of the Grand Master)や聖ヨハネ大聖堂(St John’s Co-Cathedral)などの内部を観せてあげようではないか!」と計画していたのですが(自分たちも観たことが無いため)、何だか風邪気味で疲れてしまったということで予定変更、ゴゾでマッタリ。
しかし、今週のジュンキーナは、ヴァレッタで観て来るはずだった十字軍ものについてたんまり(本当か?)書くつもりだったから困ったこまった。
「じゃぁ、何について書くかなぁ・・・」と、頭を捻らしても何も出てこない。
「書くことが無いのならば書かなければよいじゃないか!プロじゃあるまいし…」と、思われることでしょう。しかし、ブログは更新しないとブログじゃなくなっちゃうから、無理やりでも書くのですよ!
で、仕方無く、なーんとなく書き始めたら、こんな題名になってしいました。う~ん、心の奥底では里帰りしたかったな、自分。
里帰りはしたい
ゴゾにやって来るまでは、ほぼ毎年、少なくても2年に一度は日本への里帰りをしていました。が、ゴゾに来てからというもの、全く帰っていない…。それどころか、ゴゾからもあまり出ていない。
イタリア大好きな方々には申し訳ありませんが、わたくしがイタリアに帰りたくないというのは(観光のみOK)本当のところ。ゴゾ生活が心地よいというのも真実。
でもね、日本に帰りたくないわけでは無いのよ。
じゃ、何で帰らないのよ?
理由は簡単、時間的にも金銭的にも余裕が無いからなのだよう!!(だって、私庶民だもん)
私だって、日本の家族にも会いたいし、友人にも会いたいし、娘に日本語オンリーの時間を持たせたいしぃ、
そして何より、姉家族と両親が一緒に住んでいる「新しい実家」に行きたいんだよう!!
なぜ新しい実家かというと
そう、新しい実家…。 現在、両親と姉家族は、空港から電車と徒歩の時間を合わせても15分という、海外からの里帰りには打って付けな場所で生活している。(空の旅が長いんだけど:汗)
私は、その家にまだ行ったことがないのだ。
前回の里帰り時、購入したばかりの土地は見に行ったものの、上物が乗っている状態は写真やスカイプでしか見た事が無い。
3年前の春、私が日本行きチケットを予約した時点で、旧実家を売り出す予定だったことは知っていた。
私も、「今回があの家に滞在する最後のチャンスかもなぁ」くらいの事は考えていた。
が、まさか、「6月の頭に売り出す→数日後に売約→新築予定地の購入・新居プロジェクト開始→8月一杯で退去→新しい家が出来上がるまで、姉家族の家に両親滞在。」なーんて事になるとは思っても見なかったわよ…。
案の定、あの7月の里帰りは、「荷造り&40年分のゴミ処理」の毎日(大汗)。そして、その合間を縫ってディズニーシーやら、ピューロランドやら、市民プールやらナントカ公園に娘を連れて行っていたので、イタリアに帰ってきた頃には非常にゲッソリしていました…。
両親が結婚してから40年以上も住んでいた家…押入れや縁の下を覗けば出てくる出てくる「捨て場に困り放置したもの 捨てないで保管しておいたもの」が!
縁の下のゴミの中からは、使えない電子レンジが2台も出てきた。
庭の塀ににビシーっと並んだ、園芸マニアの母が使い古した膨大な数の植木鉢…コレで家一軒分の屋根が造れるのでは?という数だったわ。
極めつけは、怖くて開けることが出来なかった「とある一室の押入れ上にある収納スペース」…思った通り、巨大なカーペットを巻いたもの数本が出てきた。
最終的に、専門業者さんにお願いして家具等大規模なものの処理をしてもらい、無事引き渡し完了。
ほんと、引越しをすればするほど、物を増やすのが怖くなる。
元々、物を増やすのは好きではないのですが(管理しきれなくなるから)、このゴミ処理の苦労を味わうと、エコとかそういう次元の話をしなくとも、物を増やせなくなるものよ。
でもぉ…、正直、生まれ育ったお家(妙に中途半端な日本家屋)が無くなるというのは少し寂しいものでした。最後にちゃんと自分の手で整理整頓(主にゴミ集め)してあげることが出来て良かったかな♪
今はない旧実家
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もう無いのが不思議…
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来年は里帰りします
もう、断言しておきます。そうしないと変更しちゃうから。
日本の家族もゴゾに住む孫(姪っ子)に会いたくて仕方ないようですし、私も家族や友人の皆さんに会いたい。あと、新しい実家の周辺を探索したい。
数年間里帰りしていないと色々変ってしまうから。特に子供の成長は早い。
あのかわゆい赤ちゃんだった甥っ子が、あっという間に高校2年生になっちゃったよう(泣)。
私が甥っ子とよく会っていた時期というのは、0~2歳くらいの可愛いさかりだった頃(日本に住んでいたから)。どうやら、私の中の甥っ子の印象は、そこで止まってしまっているらしい。
確かに、里帰りする度に、幼稚園生~小学生~中学生の甥っ子を見てきたけれど、義務教育じゃなくなると変る!
学校帰りに普通にバイトをしたり(お料理しているらしい)、友達とバンドを組んだり(家ではずっとギター)しているらしい。当たり前かもしれないけれど、不思議。
ウーム、おばさんの時間の進み方はヤバイことに なっているなぁ。これからもどんどんヤバクなる一方なんだろうなぁ(溜)。
この調子だと、知らぬ間に大学生どころか社会人になってしまいそうだから、来年は絶対日本へ行こうっと!
その折には、皆さん、私と遊んであげてねー♪
新実家は東京の都心からかなり離れている場所だけど、がんばって都心まで出て行くわ~(新しいスカイライナーに乗るという手もある)。
追記:
こんなに「行けない!」と断言したくせにもかかわらず、この一週間後「やはり里帰りをする♪」事になりました(あはは。。。)