ゴゾでもクリスマスには「パネトーネとパンドーロ」
前回のブログで、マルタのクリスマス菓子「ハニーリング」を紹介した。
が、しかし、実際のところ、ゴゾのスーパーの「クリスマスコーナー」で数多く目にするものは、
コレなんだな
↓
ほぼ全て、イタリアの大手メーカーが量産したもので、値段もイタリアのそれと大差なし。
パネトーネ、パンドーロとは?
パネトーネ(Panettone)
ミラノ発祥のクリスマス菓子。ドームのような形をした、自然酵母使用のドライフルーツ入り菓子パン。
パンドーロ(Pandoro)
ヴェローナ発祥のクリスマス菓子。8つの頂点の星型にえぐれた先端のない円錐形をした、自然酵母使用のバターをふんだんに使った菓子パン。バニラ風味の粉砂糖をまぶして食べる。
画像を見る:左がパネトーネで右がパンドーロ
パネトーネは、日本でも結構手に入るので、知っている・食べたことがある人も多いはず。
どちらも、クリスマス前後の期間限定で市場に出回るお菓子。常温での長期間保存(4~5カ月)が可能なので、「贈り物として大量に受け取った(イタリアではありあり)~自分で大量にまとめ買いした~」としても、その後数カ月に渡ってチビチビ食べ続けることが出来る。
ちなみに、イタリアやゴゾでは、メーカーが量産する平均サイズ(約1㎏)のパネトーネやパンドーロの価格は、大体4~9ユーロ(約500~1100円)位。
が、ががっ
価格は2倍でも品質は3倍以上の『トレ・マリエ社』
「トレ・マリエ TRE MARIE社」のパネトーネやパンドーロは、10~15ユーロ(約1200~1900円)もするんだな。
トレ・マリエ TRE MARIE
1896年ミラノ創業の菓子メーカー。現在は、パネトーネやパンドーロをはじめ、ケーキやビスケット等を工場生産している。
しかしながら、「トレ・マリエのパネトーネやパンドーロは、ずば抜けて美味しい!」と、ほぼ全てのイタリア人が言ってしまう程に美味しいパネトーネ&パンドーロなので、あの値段は妥当だと思う。いや、むしろ安いとさえ感じる。
ドライフルーツぬきパネトーネ「カーポラヴォロ・ビアンコ」を食べてみた
うちは、私以外の家族2人がパネトーネに入っているドライフルーツを毛嫌いしている為(汗)、パンドーロを食べる機会の方が圧倒的に多い(私はどちらも好き)。
が、気が付いたら、トレ・マリエ社から、ドライフルーツが全く入っていないパネトーネ「カーポラヴォロ・ビアンコ CAPOLAVORO BIANCO(’白い傑作’みたいな意味)」なる商品が出ていた!
こういう商品が出るという事は、やはり、イタリアには、うちの人達同様、パネトーネに入っているドライフルーツ嫌いが多いのね(ジローラモさんも嫌いらしい)。
早速購入♪
パンドーロ「イル・マニフィコ」も食べる
やはり、パンドーロも食べたいよね♪(1㎏のパネットーネやパンドーロなど、すぐに平らげてしまう)
という事で、トレ・マリエ社のパンドーロ「イル・マニフィコ IL MAGNIFICO (’偉大な’という意味)」も購入♪
比較的安いパンドーロでも、それなりに美味しいものはある。例えば5ユーロ位(600円位)で買える バロッコBALOCCO社のパンドーロとか。
でも、私は叫ぶ
「トレ・マリエ社のは別格なのよ!マニフィコーぉぉぉ☆」